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中国コーチが選ぶ、おすすめのラケット(3.プロ編、2021年版)

ここではYouTube上で専門性の高い発信を行っている中国コーチのLinさんが選ぶ、プロ(全日本選手権出場レベル以上のプレイヤー)におすすめのラケットをご紹介しています。

Linさんについては以下のリンク先でご紹介しています。

そして、以下はLinさんのYouTubeチャンネル。英語が分かる方は必見の深い内容が配信されています。

Linさんは、おすすめのラケットはプレイヤーのレベルやプレイスタイルにより異なるとし、その類型を5つに分けました。

5つの類型

今回の内容はプロ向け。「プロ」は文字通り、この中の3.プロに該当します。その言葉の定義もおそらく皆さんの想像通りで、基本技術はすべてマスターしており、戦術にも幅があるような極めてハイレベルな人たちです。国際的にも一定の知名度を獲得している場合が多いのも特徴。

その他の類型の詳細については、上記Linさんについての紹介ページで合わせて記述しています。それぞれの定義については、そちらをご参照ください。

プロ向けのラケットという記事はあまり需要がないかもしれません。その理由は、もともと母数が少ないことに加え、彼らは自身がすでに使用している用具に最適化されたプレイスタイルを確立しているため、そこからラケットを変更すると技術や戦術の最適化に半年以上かかる恐れがあるためです。

ただ、プロ向けのラケットがどのような目線で選ばれているか、その基準には興味をお持ちの方も多いかと思いますので、ここでは中国コーチのLinさんが選ぶ、プロにおすすめのラケットを3本だけ、ランキング形式でご紹介いたします。

おすすめラケット~プロ編~

第3位

ビスカリア2017-2018年版


  • 前陣、後陣どちらのプレイヤーにも向いている
  • 汎用性が高い
  • 後ろに下がりすぎると使いづらく、守備にも向いていない
  • 打球感は期待できない

第3位はビスカリア。ビスカリアシリーズはセミプロ向けのおすすめラケットでも出てきましたが、プロにも人気があります。樊振東選手も使っていたことのあるラケットです。

第2位

紅双喜 キョウヒョウ龍5


  • やや台から離れたプレイスタイルの人に向いている
  • 回り込みフォアハンドを多用する人にも向いている
  • 粘着ラバーと組み合わせたときの回転量は随一
  • 前陣プレイヤーには向かない

第4位は紅双喜(DHS) キョウヒョウ龍5。いわゆる馬龍モデルです。

台から少し離れた位置でのパワフルな打球を操りたい人に向いています。
特にバックハンドでの打球感が良いとのことです。フォアハンドで強烈な回転のかかった球を生み出しつつ、バックハンドはより相手の打球の回転を利用するような返球を意識すると使い勝手が良いとされています。

第1位

STIGA ダイナスティカーボン


  • 打球感・命という人のためのラケット
  • 球持ちが非常に良く、狙った場所に打ちやすい
  • パワーやスピードはある程度、犠牲になる
  • 戦術が弱い人には不向き

写真は許昕モデル(シェークハンド)。球持ちが非常に良く、狙ったとおりの打球を打ちやすい。
その球持ちの良さからパワーやスピードは若干損なわれるが、それを補うような多彩な戦術を駆使した創造性あふれる卓球を目指したい人に向いています。

Linさんは「あなたの創造力が尽きるまで無限の戦術を提供してくれるラケット」と評しています。

※プロへのおすすめとしては、樊振東・馬龍・許昕の各選手の使用ラケットがランクインしておりました。ランキングの数字そのものには、あまり意味がないかもしれません。