当サイトも説明ばかりではつまらんなあ、ということで、このたび条件を入力すると打球の軌道をシミュレーションできるツールを作成してみました。
出力される軌道は、打球直後から第一バウンド直前までを想定しています。需要があるのか分かりませんが、興味のある方は使ってみてください。シミュレーターはページ下部にあります。
↑こんなイメージで結果が出てきます。
条件について
入力値①:打球点
打球点として、x座標とy座標を指定します。
- x座標の値が小さい → 台から遠い打球点を想定(引き合いなど)
- x座標の値が大きい → 台に近い打球点を想定(台上技術など)
- y座標の値が小さい → 床に近い打球点を想定(ループ系技術や横入れなど)
- y座標の値が大きい → 高い打球点を想定(スマッシュなど)
入力値②:打球の性質
打球の軌道を決める3つの要素である、
- 球の回転量と方向
- 球の発射角度
- 球の初速度
をそれぞれ指定します。
- 球の回転:プラスがドライブ系、マイナスがカット系、ゼロ近辺がナックル系
- 球の発射角度:プラスが持ち上げる系、マイナスが打ち下ろす系
これらについての基本的な説明は以下のページをご参照ください。
計算条件
軌道の計算には、以下の3つの力の作用を考慮に入れています。
- 重力
- 空気抵抗
- マグヌス効果(球に回転がかかっている場合)
これらの力についても、上記の参考ページで解説しております。
用いた数式など、より詳しい条件や参考文献等は以下のページで別途説明しています(マニア向けです)。
注意点
一部端末やブラウザで動作がうまくいかない可能性があります
例えばInternet Explorerでは、スライダーバーを動かしても右側の数字がリアルタイムで更新されません(値は正常に操作できていると思います)。
一部、極端な条件下で計算がうまくいかない可能性があります
突拍子もない条件(フルスイングのカットなど)を入力したときに、変な結果になる可能性はゼロではないと思われます。
シミュレーター
使い方まとめ
- 入力値をスライダーバーで調整
- 実行をクリック!
- グラフは拡大・縮小・一部切り取りなどできます、ダブルクリックで縮尺リセット