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卓球『解説の解説』コーナーの立ち上げについて

新たな試みとして、卓球の国際試合を元にした試合解説レポートを作っていこうかと思います。

卓球・戦術解説書~目次~

名称を「戦術解説書」に変更しました。

コンテンツとしては、以下のような感じです。

  • 戦術解説
  • 実況翻訳
  • その他情報

日本語では聞けない解説がある

去る2019年のグランドファイナルで、日本の張本智和選手が中国の許昕選手と準々決勝で激突しました。

私はそのときの試合について、YouTubeでの海外実況解説(アダムさん)と卓球ジャパンのDEEP解説の両方を見たのですが、両者でだいぶ見解が違うなと感じました。

具体的にどこが違ったか、その場面を2つだけ挙げます。

1.第4ゲーム、許昕が目を閉じて眉間を指でつまんでいるシーン

海外実況解説 DEEP解説
「最初は考え事をしているのだと思っていましたが、ひょっとして頭痛か何かでしょうか」
「許昕のボディランゲージがちょっと奇妙に⾒えます。何かは分かりませんが」
「張本が許昕を追い込んでいますよ!」
「許昕に疲れが見えますね」

2.第6ゲーム終了後、許昕が手首をスプレーで冷やしているシーン

海外実況解説 DEEP解説
「許昕が⼿⾸をスプレーで冷やしています。これ(手首の痛み)が彼の異変の正体でした」 「これ本当に痛いんですかね?」
(痛みを感じさせないほど質の高いプレーをしていることから、このように言っているのだと思いますが)

もちろん私は海外実況解説推しです。

アダムさんの魅力

上の例から分かる通り、アダムさんの解説というのは非常に質が高いです。

※解説の質の良さについては、以下の記事で取り上げました。

その根底にあるのは、アダムさんの万物に対するフラットな心だと思います。

  • 解説中に『卓球は僕のすべてです』と言ってしまうほど卓球が好きな気持ちだったり
  • 解説中に選手紹介だけでなく審判やコーチ・スタッフの紹介もするなど、すべての人たちへの敬意が表れていたり
  • 試合の合間には各国の文化を紹介するほどすべての国に興味関心を持っていたり

よく動画のコメント欄で「アダムさんは日本が好き」という言葉を目にしますが、「アダムさんは日本に限らず世界が好き」なんですよね。そのような人がどういった内容の解説をしているのか、日本人でも知れる機会を作りたいというのが、今回の主旨です。

まだまだレパートリー不足ではありますが、多くの解説書は無料公開の予定ですので、よろしければぜひお立ち寄りください。

追記:翻訳重視の解説書は無料公開しておりますが、戦術解説書は基本有料とさせていただいております。ご理解をいただければと思います。

卓球・戦術解説書~目次~